事故から学ぶ

電子メールの送信方式の誤りによるメールアドレスの流出について 松本市

事故概要

業種 松本市
発生時期 2020/12/14
漏えい人数 88
事故概要

松本市環境部環境政策課において、12月22日(火)開催予定の「キッズリユースひろば配布会」に当選した市民に対し、当選結果及び配布会の案内をグループごとに一斉送信した際、個人のメールアドレスがグループ内の他の当選者に流出したものです。
発生日時
令和2年12月14日(月曜日) 午後4時23分
流出内容
メールアドレス88名分(第6グループ当選者44名、第7グループ当選者44名)
(第1グループから第5グループの当選者及び落選者190名はBCCで送信)
経過
12月14日(月曜日)
午後4時20分~24分:第1グループから第7グループの当選者229名及び落選者49名に対してグループごとにメールを送信
午後5時33分、午後6時55分:受信者2名から全員のメールアドレスが添付されていることについて指摘
12月15日(火曜日)
午前8時10分:担当者が指摘メールの内容を確認
午前11時37分:お詫びと当該メールの削除を依頼するメールを対象者宛てにBCCで送信
午後1時以降:対象者宛てに順次、お詫びの電話
原因
電子メールを送信する際、他の受信者メールアドレスが判別できないBCC欄に入力しなければならないところを、誤ってメールアドレスが識別されるTO欄に入力し、送信したものです。
再発防止策
今後、重要なメールを送信する場合には、作成者と送信者を分けるなどの防止策を徹底します。また、誤送信を防ぐためのシステム上の防止策について庁内で検討してまいります。

引用元 松本市

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-6(第20条)安全管理措置 パソコン利用教育(メール送信・添付ファイル送信ルール)

チェックリストにある要求ルール:

重要情報が含まれる電子メールを送る前には、送信アドレスを再確認していますか?自分以外の人にも確認をしてもらっていますか?
複数の相手先への送信時はTOではなくBCCを使用していますか?
似たアドレスや似た名前の人のメールアドレスは、注意して確認していますか?

■ 推奨対策

対策:

他人のアドレスが見える形でメールの一斉送信を行ったという、操作ミスによる個人情報漏えい事故である。メールアドレスを知られることで、詐欺に利用されるなど2次被害が生じるので十分な配慮が必要である。

具体例:

担当者の情報セキュリティポリシー(外部へのメール一斉送信には「BCC」を利用する など)の確認徹底である。本人は自分の操作が正しいと信じ切っているので、本人に誤りを見つけさせるのには限界がある。確認書の読み合わせが有効である。

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