事故から学ぶ

みかづきオンラインショップ」(5月終了の旧サイト)への不正アクセスによる個人情報流出に関するお詫びとお知らせ

事故概要

業種 株式会社 みかづき
発生時期 2019/9/30-2020/5/25
漏えい人数 464
事故概要

このたび、弊社が運営する「みかづきオンラインショップ」におきまして、第三者による不正アクセスを受け、お客様のクレジットカード情報(最大 464 件)が流出した可能性があることが判明いたしました。
なお、個人情報が流出した可能性のあるお客様には、本日より電子メールにてお詫びとお知らせを個別にご連絡申し上げております。

1.経緯
2020 年 6 月 29 日、一部のクレジットカード会社から、弊社サイトを利用したお客様のクレジットカード情報の流出懸念について連絡を受け、同日弊社が運営する「みかづきオンラインショップ」を停止いたしました。同時に、第三者調査機関による調査も開始いたしました。2020 年 9 月 30 日、調査機関による調査が完了し、2019 年 9 月 30 日~2020 年 5 月25 日の期間に「みかづきオンラインショップ」を利用されたお客様のクレジットカード情報が流出し、一部のお客様のクレジットカード情報が不正利用された可能性があることを確認いたしました。以上の事実が確認できたため、本日の発表に至りました。
2.個人情報流出状況
(1)原因
弊社が運営する「みかづきオンラインショップ」のシステムの一部の脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセス。
(2)個人情報流出の可能性のあるお客様
2019 年 9 月 30 日~2020 年 5 月 25 日の期間中に「みかづきオンラインショップ」においてクレジットカード決済をされたお客様は 464 名で、流出した可能性のある情報は以下のとおりです。
・クレジットカード名義人
・クレジットカード番号
・有効期限
・セキュリティコード
上記に該当する 464 名のお客様については別途、電子メールにて個別にご連絡申し上げます。
3.お客様へのお願い
既に弊社では、クレジットカード会社と連携し、流出した可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めております。お客様におかれましても、誠に恐縮ではございますがクレジットカードのご利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度ご確認をお願いいたします。万が一、身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、大変お手数ですが同クレジットカードの裏面に記載のカード会社にお問合せいただきますよう、併せてお願い申し上げます。
なお、お客様がクレジットカードの交換をご希望される場合、カード再発行の手数料につきましてはお客様にご負担をおかけしないよう、弊社よりクレジットカード会社に依頼しております。
4.発表が遅れた経緯について
2020 年 6 月 29 日の流出懸念発覚から今回の発表に至るまで、時間を要しましたことを深くお詫び申し上げます。
本来であれば疑いがある時点でお客様にご連絡し、注意を喚起するとともにお詫び申し上げるところではございましたが、決済代行会社と協議し、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招く恐れがあり、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であるとの説明を受け、発表は調査会社の調査結果、およびクレジットカード会社との連携を待ってから行うことにいたしました。今回の発表までお時間をいただきましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
5.再発防止策ならびに弊社が運営するサイトの再開について
弊社はこのたびの事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります。
改修後の「みかづきオンラインショップ」の再開日につきましては、決定次第、改めて Webサイト上にてお知らせいたします。
また、弊社は今回の不正アクセスにつきまして、監督官庁である個人情報保護委員会には2020 年 10 月 12 日に報告済みであり、また、所轄警察である新潟江南警察署にも 2020 年 10月 5 日に被害を申告しており、今後捜査にも全面的に協力してまいります。

引用元 株式会社 みかづき

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-1(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
メールを介したウイルス感染防止として操作者教育と管理を徹底していますか?
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

このところ不正アクセスによる被害が増加している。不正アクセスによる被害は色々あるが、侵入されてしまったあとでは、漏えいした情報を回収できず漏えい対象者の心理的不安と、のちに何らかの実害が生じることがあり、経過を注意深く見ていく必要がある。

具体例:

不正アクセスによる被害を防止するためには、入り口対策、サーバ内部対策、ファイル等を抜き取れないようにする出口防御対策の3面で行う必要がある。最近の不正アクセスは、ゆっくりと間をあけ、時々アクセスする形を取り、またIPアドレスもいくつも使い分け、一度失敗した手口は同じサイトには使わない、など、手間暇をかけて攻撃をしてくる標的型アクセスが増えてきた。狙いを定め侵入するまで手法を変えてくるため、防ぐのは中々厄介である点に注意がいる。ファイルの抜き取りも小口に分けて時々送信する形をとる。これにより入口、出口ともシステム感知がしにくい状態になる。サーバ内部対策はファイルへのアクセス制限とファイル自体の暗号化をしておくことである。不正アクセスにより犯罪者の手でファイルを暗号化されてしまうことがあるが、自らの手で暗号化しておけば万一抜き取られたときに、犯罪者に読み解かれるリスクは軽減される。

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