事故から学ぶ

生徒の情報入ったUSBを教諭紛失 長野市教委発表

事故概要

業種 長野市 教育委員会
発生時期 2020/11/1
漏えい人数 105
事故概要

中学教諭が個人情報入った『USB紛失』 生徒105名分のテスト答案用紙のデータなど… 自宅周辺で失くしたか。市教委によりますと、教諭は生徒の成績などの個人情報のデータが入った私用のUSBを自宅に持ち帰り、今月1日午後4時ごろ紛失したことに気付きました。2日間、自宅など思いあたるところを探しましたが見つからず、3日に校長に報告、警察に遺失物届を出しました。その後も、自宅や職員室などを複数の職員で探しましたが、発見には至っていません。

市教委によりますと、USBに入っているデータは、2、3年生のテストの答案用紙をスキャンしPDF化したもので計105人分の成績関連の個人情報が含まれているということです。そのほか、学級通信の過去7年分、部活動に関する書類なども入っていたということです。
学校では、セキュリティー上、私用のUSBの使用は禁じていたということです。
いまのところ、個人情報の流出は確認されていないということですが、市教委は生徒の不安を解消するため、スクールカウンセラーを学校に派遣し、心のケアにつとめたいとしています。
なお、教諭の処分や指導については、県の指針に基づき対処したいとしています。長野市教育委員会は10日、市内の中学校に勤務する男性教諭が生徒の個人情報のデータが入ったUSBを紛失したことを明らかにしました。

引用元 msn ニュース

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-17(第20条)安全管理措置(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底(電子データ、情報機器の紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

電子データの重要情報を社外へ持ち出す時は許可を得ていますか。持ち出しの記録を取っていますか?
電子データの持ち出し時にはパスワード保護や暗号化し、さらに肌身離さないなど、盗難や紛失の対策をしていますか?
PCの画面などを第三者に見える形で使用していませんか?
USBメモリは自動暗号化されるセキュリティータイプをしようしていますか?
USBは首からかけるストラップのような大きな印をつけて目立たせるなど紛失や置き忘れ防止策を講じていますか?
パソコンや業務携帯などの紛失防止教育を徹底していますか。
重要情報やPC,USB等が入ったカバンを持ち歩く必要がある場合は、肌身離さず持ち歩ることを身につくまで、徹底教育していますか?
携帯電話、スマートフォンの紛失と盗難を防止する物理的な対策を講じていますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

「個人情報の保存が禁止されたメモリーで、パスワードもかけていなかった」という違反事実が明らかになっている。これは違反を許してしまう組織風土と、本人の自覚不足である。

具体例:

教育研修で解決する、というより自覚を促すまで話合いをする必要がある。個人情報を漏えいされた人にどのような迷惑をかけてしまうのか、また、紛失により学校や同僚にどのような迷惑が掛かったのか、真剣に話し合うべきである。

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