業種 | システム開発 |
発生時期 | 2020/10/21 |
漏えい人数 | 64 |
事故概要 | 10月21日(水)、弊社がこれまで製品やサービスについてご提案をさせていただいているお客様に対し、ウェビナー開催についてのお知らせメールを送信する際、不手際によりお客様のメールアドレスが表示される形で一斉送信してしまいました。 |
引用元 | 株式会社エヌ・エイ・シー |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
20-6(第20条)安全管理措置 パソコン利用教育(メール送信・添付ファイル送信ルール)
重要情報や個人情報をメールで送る時は,メール本文に記載せず、重要情報は添付ファイル形式にして、さらにパスワード保護するなどのように、重要情報の保護をしていますか?
メールに添付する場合、不要なファイルを添付していないか確認していますか?
電子メールの送信先に誤ったファイルが添付されていないか、ファイルを開いて確認してから送信していますか?
重要情報が含まれる電子メールを送る前には、送信アドレスを再確認していますか?自分以外の人にも確認をしてもらっていますか?
複数の相手先への送信時はTOではなくBCCを使用していますか?
似たアドレスや似た名前の人のメールアドレスは、注意して確認していますか?
データ送信時に不要な個人情報が含まれていないことを、複数の人で確認していますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?
当該職員のルール(重要管理ポイント)違反により発生した処理誤り
ルールが守られなかった原因を組織的な問題として検証する。
再発防止策として、下記の点を改善するとしているので、確実に実施されることを期待します。
1)「BCC」での一斉メール送信の運用をやめ、システムを活用して1件ずつメール送信する仕組みにて運用するよう、運用ルールを変更いたします。なお、送信リストファイルを作成する作業については、必ず2名体制にて配信前チェックを実施いたします。
2)今後の個人情報保護および情報セキュリティ教育を徹底し、全従業者に対して改めて注意喚起及び意識づけを行なうとともに、全社的な情報管理体制の強化に取り組んでまいります。
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