事故から学ぶ

ハウスクリーニングのマッチングサイトに不正アクセス

事故概要

業種 インターネットサービス
発生時期 2020/10/11
漏えい人数 9480
事故概要

ハウスクリーニングのマッチングサイト「キレハピ」が不正アクセスを受け、顧客情報が流出した可能性があることが判明した。
同サイトを運営するホワイトプラスによれば、同サイトを運用するサーバが不正アクセスを受け、保管されている顧客情報が流出した可能性が判明したもの。流出の可能性があるのは、10月11日11時6分ごろまでに同サイトを利用した顧客の登録情報9480件。氏名、住所、電話番号、メールアドレス、予約情報、事業者とのやり取り、口コミ投稿した顧客の性別と誕生日、プロフィール画像などが含まれる。
サーバの不審な動作を発見し、修復作業の過程で不正アクセスの形跡を発見。調査を行ったところ、攻撃者がシステム管理用のアカウントを利用できる状態だったという。10月20日の時点で、攻撃者が管理用アカウントを使って顧客情報を窃取した痕跡は確認されていないが、10月11日3時28分から11時6分まで、顧客情報にアクセスできる状態だった。
同社では10月12日に警察へ被害届を提出。同月13日に個人情報保護委員会と情報処理推進機構(IPA)へ報告を行っている。

引用元 Security NEXT

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-1(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)

チェックリストにある要求ルール:

システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

近年、不正アクセスの手口も巧妙化しており、日々対応が必要であるが、一般的な対応と専門家に指導を受けたサービス会社での対応の2種類がある。
一般的な対応でも確実に行っていれば大半は防げるが、問題なのは100点を取らないと不正アクセスされてしまう点である。扱う情報の重要度に応じて適切な投資をしてより堅固な対応をタイムリーに行う必要がある。

具体例:

専門家による不正アクセスの原因の調査及び再発防止策等の検討
・不正アクセスをした第三者の特定及び被害の発生・拡大防止のため、警察当局への相談
・外部の専門家の助言も踏まえ再発防止の構築
とあるので、より堅固な対策を講じて頂きたい。

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