業種 | 建設会社 |
発生時期 | 2020/9/23 |
漏えい人数 | 不明 |
事故概要 | このたびは弊社システムの長期にわたる障害の継続により、お客さまや関係者の皆さまに大変なご迷惑とご心配をおかけしており、誠に申し訳ございません。また、応急復旧作業を最優先したため、システム障害発生から今回の報告まで時間を要したことをお詫び申し上げます。 |
引用元 | 鉄建建設 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
20-1(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)
システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?
アンチウイルスソフトによる対策を実施していたが、新しいタイプのランサムウェアによる被害で、アンチウィルスソフトのパターンファイルの最新化までのタイムラグですり抜けたと確認。
社内の情報資産が集まるメールサーバやファイルサーバが被害にあった場合、業務の継続も困難となり、被害は大きくなる。セキュリティ対策はもちろん、バックアップや復旧の訓練なども欠かせない。
多数の社有PCの存在は、パターンファイルの更新にタイムラグを生じさせ、その間に感染するリスクがある。アンチウィルスソフトの自動更新を有効化は絶対必須とすることと、出張などで更新タイムラグが発生する場合は、注意喚起通達を出すなど、全社のセキュリティーレベルを統一化しておく必要がある。
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