業種 | ECサイト |
発生時期 | 2019/9/12-2020/6/2 |
漏えい人数 | 651 |
事故概要 | このたび、当協会が運営する「CASAぐんま」におきまして、第三者による不正アクセスを受け、お客様のクレジットカード情報(708件)が漏洩した可能性があることが判明いたしました。 |
引用元 | 公益財団法人群馬県観光物産国際協会 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
20-1(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)
システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?
近年、不正アクセスの手口も巧妙化しており、日々対応が必要であるが、一般的な対応と専門家に指導を受けたサービス会社での対応の2種類がある。
一般的な対応でも確実に行っていれば大半は防げるが、問題なのは100点を取らないと不正アクセスされてしまう点である。扱う情報の重要度に応じて適切な投資をしてより堅固な対応をタイムリーに行う必要がある。
専門家による不正アクセスの原因の調査及び再発防止策等の検討
・不正アクセスをした第三者の特定及び被害の発生・拡大防止のため、警察当局への相談
・外部の専門家の助言も踏まえ再発防止の構築
とあるので、より堅固な対策を講じて頂きたい。
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