事故から学ぶ

HPに個人情報を誤掲載 県立中井やまゆり園

事故概要

業種 知的障害者施設 県 地方自治体
発生時期 2020/7/17-2020/9/3
漏えい人数 12
事故概要

神奈川県は3日、県直営の知的障害者施設「県立中井やまゆり園」(中井町)のホームページ(HP)に入所者の個人情報を誤って掲載していたと発表した。
県によると、7月17日にHPで公表した「2019年度版事業概要」に入所者(当時)の氏名、性別、年齢、寮の名称、症状・病名、入院先の医療機関名、入退院日・日数を掲載。本来は氏名と寮の名称は伏せて公表しているという。
掲載内容は幹部職員によるチェック後に修正した際に個人情報を削除しないまま掲載してしまったという。9月3日に外部から指摘のメールが同園に届き、ミスが発覚。その間に235件のアクセスがあったという。

引用元 神奈川県

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

21-19(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底
(ホームページ誤開示防止)

チェックリストにある要求ルール:

法律が改正されクッキーの利用方法が制限されました。法律に則ったクッキーの利用方法になっていますか?
ホームページやSNS、同報メール、FAXに情報を掲載する際、個人情報、社外秘情報が含まれていないこと、添付ファイルに誤りがないことを、複数回、複数の人でチェックしていますか。
ホームページへの情報掲載直後に、アップロードした資料などに個人情報が掲載されていないか、複数の人で確認していますか。
ホームページからデータ検索をしたときに、不要な情報が開示されていないか複数のブラウザで確認していますか?
Webから登録させる仕組みの中で、過去履歴を検索させたときに他人の履歴や他人の情報が開示されていないかかくにんしていますか?
ホームページ掲載時に不適切な掲載がないか、複数の人で確認をしていますか?
会報、取引先を含めたグループニュース、企業が発信者のSNSなどへの掲載時に個人情報が含まれていないか確認し、あるいは掲載対しての許可など本人の承認を得ていますか?
システム開発時にデータが関係者以外からアクセスできるようになってたり、不要な情報開示がされていませんか?
偽りのドメインを利用したページとの混同を避ける制御、注意喚起をしていますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

ホームページに情報掲載する際の検閲制度の不備である。さらに3か月にわたり情報を掲載し続け、他人からの指摘で初めて判明した、というのは、体制不備が甚だしい。

具体例:

業務規程の不備である。個人情報保護に誰も責任を持っていない無責任さが露呈した。
2度と起こさない、という状況を作るためには、現時点をスタートラインとするなら、日常業務に相当の負担、負荷、手順変更が生じるが、できていないことがスタートラインなのでやむを得ない。そのぐらいひどい状態だ、という認識のもと、業務改善に取り組んでいただきたい。ホームページの確認だけであれば、専門業者に依頼することも可能である。

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