業種 | 大学 |
発生時期 | 2020/8/24 |
漏えい人数 | 1 |
事故概要 | 本学のメールサービス利用者1名のメールパスワードが窃取され、令和2年8月24日(月)16:20頃から20:10頃にかけて、学外からの不正アクセスにより当該利用者のメールアドレスから約2千件の迷惑メールが送信されるという事案が発生しました。一部のメールにはウイルスを含む添付ファイルが付加されている可能性があります。受信された際は、ウイルス感染や不正アクセスなどの危険がありますので、添付ファイルの開封やメール本文中のURLのクリックを行わず、メールごと削除していただくようお願いいたします。 |
引用元 | 岡山大学 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
20-1(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)
利用中のウェブサービス・インターネットサービス(インターネットバンキング、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、ウェブメール、カレンダーなどインターネット経由で利用するサービスの総称)、クラウドサービス(サーバ等のレンタルや運用サービス、決済サービス等)や製品メーカーが発信するセキュリティ注意喚起を確認し、社内共有して社内での対策を確実に実施していますか?
自分が理解できないセキュリティー設定に関しては、勝手な解釈や判断を行わず、専門家や専任者の意見を踏まえた防御策を構築と監視をしていますか?
パスワードは数字だけのものを避けて、記号を含むなどの複雑なものにしていますか?
2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
安全性を確認せずにサイトからファイルをダウンロードしていませんか?
感染した、情報が洩れているからすぐに対応しろ、など閲覧しているサイトからの指示に惑わされ、システム管理者の許可を得ず勝手にファイルをダウロードしていませんか?
セキュリティー対策としてOSやアプリケーションは常に最新バージョンにアップデートしていますか?
携帯電話のOSやアプリケーションもも常に最新バージョンにアップデートしていますか?
委託先にもまったく同じレベルで、個人情報の取扱い規則の周知徹底と監視監督をしていますか?
メールアドレスを踏み台にした不正アクセスだと思慮される。メールの連続送信機能など、シンプルなものでも被害を防げるものが多いので、対策検討をお願いしたい。
大量のスパムメールを中継したサーバーが不正中継データベースに登録され、正規の電子メールまでブロックされてしまう状況が生じるので深刻な問題である。
手口も対策もネットに掲載されているので、信頼できるサイトの情報をたどって、自社にあう対策を講じて頂きたい。
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