業種 | EC |
発生時期 | 2020/7/15 |
漏えい人数 | 22 |
事故概要 | ジュピターショップチャンネル(株)はこのほど、自社が運営する通販サイトで、外部で不正に取得されたと思われる情報を使った不正ログインが発生し、顧客情報が第三者に閲覧された可能性があることを確認したと公表した。 |
引用元 | 通販通信 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
20-1(第20条)安全管理措置 システム管理(不正アクセス防止)
システムに対する脅威や攻撃への防止策と監視体制を構築し、直ちに対抗策を構築していますか?
自社のシステムに対する新たな脅威や攻撃の手口を知り対策を社内共有し、対策行動の適格性と検証をする仕組みはできていますか?
常にOSや、アプリケーションソフトウェアを最新化して安全な状態にしていますか?
パソコンにウイルス対策ソフトを入れていますか?さらにウイルス定義ファイル(コンピュータウイルスを検出するためのデータベースファイル「パターンファイル」とも呼ばれる)を自動更新するなど、パソコンをウイルスから守るための対策を行っていますか?
ログインIDにメールアドレス以外のIDを用意していますか?
ログイン時に2段階認証、2要素認証が可能な場合は設定していますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっていませんか?
大量の個人情報を扱う企業は、ありとあらゆるネットリスクにさらされる。当社は素早くサイトを遮断したと発表したが、264件は情報が閲覧されたという。
今日講じた対策でも、明日には破られる可能性がある中での対応なので引き続き細心の配慮と素早い対応を講じる体制維持をお願いしたい。
保有データの一部はマスキング保存しておき、利用時に一件毎に手順手続きを経てマスキングを解除、さらに解除毎に関しサーバにワーニングを飛ばし、連続解除が発生した場合はサイトを遮断する、などの対策まで踏み込むのも一考である。
対策方法も日々更新されているので、最新化しておくことが望ましい。
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