事故から学ぶ

小学校で児童23人の個人情報紛失、市教委に2カ月報告せず 家族構成や自宅地図も記載 滋賀県湖南市

事故概要

業種 滋賀県 湖南市 小学校
発生時期 2020/4/
漏えい人数 23
事故概要

滋賀県湖南市教育委員会は12日、市立三雲東小で児童23人分の個人情報が記された書類の紛失があり、学校側から市教委に2カ月余り報告がなかった、と発表した。紛失に伴う被害の報告はないという。
市教委によると、紛失したのは「児童環境票」で児童の氏名、住所、家族構成、自宅地図などが書かれている。昨年4月に担任教諭が児童から集め、校内の机に保管。今年3月下旬、病気療養した教諭の代わりに担任を務める講師が本年度への引き継ぎ作業をする際に、紛失が発覚した。同小は今月2日、市教委に報告した。
市教委の説明では、同小は発覚以降、「校内にある」として児童環境票を探していたが、同1日の学校再開でいったん児童に返す必要があり、紛失を市教委に届けた。学校は11日に保護者説明会を開いて謝罪、再発防止策を説明した。
市教委学校教育課は「報告遅延が非常に悔やまれる。個人情報の厳重な取り扱いとともに、学校現場には迅速な報告を義務づけた」としている。

引用元 京都新聞

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-18(第20条)安全管理措置
(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底 (紙データの紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

個人情報が記載されたを書類を、机の上に放置せずに、書庫に保管し施錠するなど、紙データの紛失防止していますか?
作業を中断した際は、机に放置せず、その都度保管庫に戻していますか?
外出先や自分の机以外の場所で作業をしたときは、確実にカバンに戻したことを確認していますか?この確認は一人で行うため、カバンに入れたこと、作業場所に何も残っていないことの2面で確認していますか?
個人情報を所定の保管庫から出し入れする際は、管理記録を個人名付きで記録していますか?また保管庫の施錠時には、内容確認を2名以上で実施していますか?

■ 推奨対策

対策:

個人情報を取り扱う最低限の基本動作ができていないことが主因であり、本人もむろんだが組織の責任が重い。

具体例:

正しい保管方法、というテーマで校内ディスカッションすることをお勧めする。
そんなことまでやってられるか、という意見も含めて紛失防止策を皆で考えることが重要である。
皆で意見を出し決めたのだからやってみる、ということからスタートし、行内の雰囲気を変えていくことである。
やらされている感がある限り、抜け道を考えたり手を抜いたり、他人の不正も見逃す雰囲気が残存する。
痛みがあるうちに実施すべきである。

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