事故から学ぶ

42人分の個人情報紛失 松戸市選管 選挙人名簿など持ち帰り

事故概要

業種 松戸市 地方自治体
発生時期 2020/6/1
漏えい人数 42
事故概要

松戸市選挙管理委員会は3日、委員の男性(78)が選挙人名簿など42人分の個人情報を記載した会議資料を紛失したと発表した。
紛失したのは6月1日の選管定例会議で使用された定時登録の参考資料。選挙人名簿の抹消者と、18歳の年齢要件を満たした新規登録者それぞれ20人分の抜粋版リストのほか、在外選挙人名簿の抹消者と登録者それぞれ1人分。計42人分の住所、氏名、生年月日などが記載されている。
同委によると、男性は会議後、資料を封筒に入れず手に持ち市役所から約400メートル離れたJR松戸駅改札口まで歩いて来たところで資料がないことに気づいた。途中、銀行に寄るなどしたという。
慣例で個人情報を含む会議資料を委員が持ち帰っていた。市は「本来は持ち帰るべき資料ではない。取り扱いが甘かった」と陳謝。42人には事実経過と謝罪を記した文書を発送する。今後、配付資料は会議後に回収し事務局内で保管するという。

引用元 47NEWS

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

20-18(第20条)安全管理措置
(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底 (紙データの紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

紙書類の持ち出し時はカバンに入れ、落下や風による飛散を防いでいますか。
紙書類の輸送や移動が伴う場合は、社外への落下防止、万一落下した時に書類が飛散散逸しないよう箱に入れて輸送をしていますか。
重要情報入ったカバンを持ち歩く必要がある場合は、肌身離さず持ち歩ることを見につくまで、徹底教育していますか?
個人情報が記載されたを書類を、机の上に放置せずに、書庫に保管し施錠するなど、紙データの紛失防止していますか?作業を中断した際は、机に放置せず、その都度保管庫に戻していますか?
外出先や自分の机以外の場所で作業をしたときは、確実にカバンに戻したことを確認していますか?この確認は一人で行うため、カバンに入れたこと、作業場所に何も残っていないことの2面で確認していますか?
個人情報を所定の保管庫から出し入れする際は、管理記録を個人名付きで記録していますか?また保管庫の施錠時には、内容確認を2名以上で実施していますか?
個人情報の持ち出しは、規定に沿って許可を得て行っていますか?
個人情報が記載された書類を第三者に見せたり、あるいは見える状態にしていませんか?

■ 推奨対策

対策:

個人情報を取り扱う最低限の基本動作ができていないことが主因であり、本人もむろんだが組織の責任が重い。

具体例:

そもそも持ち歩く必要があったのかの検証と、持ち歩く際の規定規則、所作を徹底する必要がある、というのが一般的な対策だが、職場環境と職場の意識改革、風潮、雰囲気を変える必要があるため、徹底されるまで数年を要すると思われる。
一番効き目があるのは「持ち出し禁止」であり、業務改善も伴うが速やかにかつ徹底的に行うことをお勧めする。

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