事故から学ぶ

県が顔写真や診断書などの個人情報紛失【佐賀県】

事故概要

業種 地方自治体
発生時期 2019/12/02
漏えい人数
事故概要

県は身体障害者手帳の交付を受けるために提出された、顔写真や診断書が含まれる1人分の書類を紛失したことを明らかにしました。
県によりますと12月2日、県内の住民が身体障害者手帳の交付を受けるために提出した書類一式を県総合福祉センターの職員が受け取った後紛失したということです。書類には個人情報のほか、診断書、顔写真などが含まれていました。職員は、受け取った8日後に紛失に気付いたものの、2週間余り上司に報告していませんでした。県は本人に謝罪し、外部流出の可能性は否定しています。
県は、同様の申請書を年間4千件ほど扱っていて適切な個人情報の取り扱いや上司への速やかな報告を徹底するなどして再発防止に努めるとしています。

引用元 佐賀県

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストコード:
20-17 (第20条)安全管理措置(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底(紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

作業時は他の書類と混ざらないように、机の上を整理整頓して処理をしていますか?
個人情報を所定の保管庫から出し入れする際は、管理記録を個人名付きで記録していますか?また保管庫の施錠時には、内容確認を2名以上で実施していますか?

■ 推奨対策

対策:

「情報管理に対する認識不足が原因」気づいたら紛失していた、というのが大半で、紛失の経緯が特定しにくいのが書類紛失の特徴であり、対策も「気を付けましょう」で終わってしまうことの多い事案である。
少なくとも机の上を整理(デスクトップクリーン)を徹底する必要がある。

具体例:

考えられる原因とそれに対する対策はいくつもあるが、根本問題として「面倒」ということで手抜きをして漏えい事故を起こすのが定番化している。
こうなると、結局、個人情報の重要性への認識が低く、情報自体を守る意識が低いので「面倒」という言葉が勝ってしまうことから、取り返しのつかない問題となる。
漏えい防止対策の完全実施と意識高揚の教育をセットで、しつこく行うこと。そしで職員が取る動作を点検(監査)する体制をしっかりと動かすことまでが求められる。
今後注意します、というのでは事故はなくならない。

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