事故から学ぶ

行員が個人情報を漏らす 百十四銀行

事故概要

業種 株式会社 百十四銀行
発生時期 2019/09/1
漏えい人数 14人
事故概要

不祥事件の発生について
このたび、百十四銀行におきまして、下記の不祥事件が発生いたしました。
1. 事件の概要
当行元行員(男性 30 歳代)が、2019 年 9 月中旬に、警察署の事情聴取を受けました。
そのことを受けて、当行でも元行員に事情を確認したところ、知人に顧客情報を漏えいした事実が判明いたしました。
その後の内部調査で、漏えいした情報が法人 3 先及び個人 14 先であることを確定しました。そして、情報漏えいの対象となったお客さまへの謝罪を行う過程で、お客さまのなかに詐欺被害に遭われた方が1先いらっしゃることが判りました。当行では、漏えいした顧客情報が何らかの経路で詐欺事件の犯人に渡った可能性が高いと判断しております。当行から漏えいした顧客情報が詐欺被害と関わりがある事態を重く受け止め、不祥事件として公表する次第です。
2. お客さまへの対応
情報漏えいの対象となったお客さまに対して、謝罪するとともに、被害の有無を確認いたしております。
3. 監督官庁等への届出等
法令に基づく監督官庁への届出を行っております。
4. 当事者の処分
元行員につきましては懲戒処分といたしました。
5. 今後の対応
今回の事態を厳粛に受けとめ、法令等遵守意識の徹底、内部管理態勢の一層の充実・強化を図り、信頼回復と不祥事件の再発防止に向けて全行を挙げて取り組んでまいります。

引用元 株式会社 百十四銀行

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストコード:
(第21条)従業者の監督 意識付け教育

チェックリストにある要求ルール:

採用の際に守秘義務や罰則規定があることを知らせるなど、従業員に秘密を守らせていますか?
職場や書類などを携帯で写真撮影、動画撮影することを禁止していますか?
業務上知りえた個人情報を、私的に利用したり、他人に教えたりしなように秘密を守らせていますか?
社内にある個人情報を盗み出したり、売買したりしないように従業者に教育をしていますか?
社内にある個人情報を、直接業務に関係ない社員が閲覧できないようにしていますか?また閲覧を禁止する教育をしていますか?

■ 推奨対策

対策:

業務上知りえた個人情報を知人に漏えいし、結果として詐欺被害を発生させた事案である。漏えいさせた手口が発表されていないので、具体的な防止策への言及はできないが、従業者の犯罪防止は事業者の永遠の悩みでもある。

具体例:

従業者の犯罪を抑止するための方策は、他の犯罪事例とその罰と結末を教え込むことである。たとえ個人情報漏えいでも、犯罪は被害者がいる限り「明るみに出る」という自覚を植え付けることにつきる。

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