業種 | 東大和市 地方自治体 |
発生時期 | 2019/11/28 |
漏えい人数 | 未発表 |
事故概要 | このたび、市内の小学校1校のメールアドレスが悪用され、迷惑メールが多数送信された事案が発生いたしました。 |
引用元 | 東大和市 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
チェックリストコード:
(第20条)安全管理措置 パソコン利用教育(メール受信ルール)
受信した不審な電子メールや、メール添付ファイルを安易に開いたり本文中のリンクを安易に参照したりしないようにしていますか?
見知らぬ人から送られてくる電子メールを介したウイルス感染の事例をよく研究し、社内での注意喚起を行っていますか?
不用意なメール添付ファイルの展開により、ウイルスが仕込まれ迷惑メールの送信に繋がったと思われる。教育不足もあるが、迷惑メール送信防止のウイルスチェックが効かなかったのか、あるいは導入されていなかったのかが疑問である。メールは受信時にも注意が必要である、という事例である。
ITサービスでの安全性確認は、既知の問題に対する確認しかできない。従って確認者の知識向上が不可欠になるが、ここに力を入れる企業が少ないのも問題である。せめてニュースに取り上げられるサイバーアタックのキーワードだけは必ず押さえておき、利用しているクラウドサービス担当者とセキュリティ対策について、責任ある回答を常に得ておくべきであるし、セキュリティセミナーなどにも積極的に参加させなければならない。職員教育とは「個人情報を守りましょう」という研修だけではないことを、職場の幹部自身が理解しなければならない。
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