業種 | 建設業振興基金 |
発生時期 | 2019/8/9-2019/8/20 |
漏えい人数 | 2,149人 |
事故概要 | 建設関連技能者の処遇改善を目指して官民で推進する「建設キャリアアップシステム(CCUS)」においてデータ登録に不具合があり、一部建設元請事業者に他社の建設現場に関する技能者情報が流出したことがわかった。 |
引用元 | Security NEXT |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
チェックリストコード:
21-19 22-24(第20条)安全管理措置 社内規則の整備(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底(誤開示防止)(第22条)委託先の監督 (自社運用・外部サービス利用)
ホームページやSNS、同報メール、FAXに情報を掲載する際、個人情報、社外秘情報が含まれていないこと、添付ファイルに誤りがないことを、複数回、複数の人でチェックしていますか。掲載後にも直ちにこれらの情報が掲載されていないかチェックしていますか。
掲載時に適切な掲載であるか、複数の人で確認をしていますか?
システム開発のテスト環境でウイルスチェックや不正侵入を防ぐセキュリティが甘くなっサーバの安全管理措置徹底を頻繁に確認し、徹底していますか。特に外部委託している場合は、まかせっきりにせず自らの目でも確認していますか?
根本原因はホームページのコンテンツ修正後の確認を、委託元、委託先ともに、誰もしていないということである。
委託先の問題として、作業実施後に情報漏えいが発生していないか、指示通りの作業ができているかの確認を行っていないこと。
委託元の問題として、作業実施後に情報漏えいが発生していないか、指示通りの作業ができているかの確認を行っていないことで、漏えい事案を発生させている。厳しい言い方だが、両社とも仕事への取組み姿勢と体制を根本から作り直す必要がある。今後注意します、というレベルではない。
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