事故から学ぶ

生徒情報など含む名簿を一時紛失、公衆電話で住民発見 – 大阪の支援学校

事故概要

業種 大阪府 地方自治体
発生時期 2019/09/13
漏えい人数 303人
事故概要

大阪府は、支援学校の教諭が個人情報含むファイルを校外へ持ち出し、置き忘れて一時紛失したことを明らかにした。すでに回収されている。
同府によれば、生徒の名簿や職員の緊急連絡簿などの書類を含むファイルを教諭が持ち出し、一時紛失したもの。問題の書類には、生徒20人分の氏名や保護者名、住所、自宅連絡先、生年月日のほか、同教諭が担任をした生徒7人のイニシャル、電話番号、携帯電話番号などが含まれる。
そのほか、職員の緊急連絡簿には、2016年度の職員のべ169人、2018年度の職員59人、2019年度の職員55人の氏名と携帯電話番号が記載されていた。
9月13日、教諭が生徒の保護者へ連絡するため、個人情報含むファイルを持って校外の公衆電話から電話。翌14日に近隣住民が公衆電話に置き忘れたファイルを発見。中身を確認したところ、同校の生徒の個人情報が含まれていたため、封筒に入れて学校のポストに投函した。
同月17日、校長が封筒の中身を確認。教諭に事情聴取を行ったところ、紛失していたことが判明した。同校では、対象となる生徒と関係者に説明と謝罪を行った。また保護者説明会で説明と謝罪を行っている。

引用元 Security NEXT

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストコード:
20-18(第20条)安全管理措置 (第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底(紙データの紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

重要情報入ったカバンを持ち歩く必要がある場合は、肌身離さず持ち歩ることを見につくまで、徹底教育していますか?

外出先や自分の机以外の場所で作業をしたときは、確実にカバンに戻したことを確認していますか?この確認は一人で行うため、カバンに入れたこと、作業場所に何も残っていないことの2面で確認していますか?

■ 推奨対策

対策:

外出先で個人情報を紛失した、というのは昔から発生しており、よく見かける事例でもある。直接の原因は当人の不注意以外の何物でもない。他人からの指摘で漏洩に気づくというのはお粗末すぎる。

具体例:

紛失の直接原因は、本人の不注意であるが、もう一歩踏み込むと、当人と事業者の個人情報保護に対する意識の低さが浮き上がる。
このケースで問題視すべき点は、
(1)紛失した本人が報告しなかったのか
(2)本人が紛失に気付いていなかった
(3)学校が紛失に気付かなかった
の3点がある。
(1)-(3)のそれぞれを徹底して追求し、その上での対策を講じる必要がある。
通り一遍のヒアリングでは問題の解決には全くと言っていいほどたどり着けないことを、教育委員会も認識していただきたい。
この手の教育の一つのゴールは、所作が身につくまでの徹底した躾の問題といわれる所以である。

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