事故から学ぶ

会社貸与携帯電話の紛失について 沖縄ガス 2011年

事故概要

業種 沖縄ガス
発生時期 2011/11/18
漏えい人数 383人
事故概要

少し古い記事だが、3年連続で携帯電話を紛失している事例のため掲載した。

2011/10/18、沖縄ガスは、従業員が顧客個人情報含む会社貸与の携帯電話を紛失したと発表した。
同社にて従業員が自宅までバイクにて帰宅する際に、バイク後方二大の固定台の上に携帯電話を置いたまま運転し、走行中に落下紛失した。
携帯電話には、383件の氏名と電話番号が保存されており、紛失発覚後、同社は西武門交番所へ遺失物届けを提出。遠隔ロック操作でデータを消去しようと試みたが、携帯電話の電源が入っておらずデータ消去が出来なかった。また、当該携帯電話には暗証番号設定はしていなかった。現時点では個人情報の悪用は確認されていないとしている。

引用元 沖縄ガス株式会社

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストコード:
20-17 (第20条)安全管理措置(第21条)従業者の監督 作業ルールの徹底(電子データの紛失防止)

チェックリストにある要求ルール:

電子データの持ち出し時にはパスワード保護や暗号化し、さらに肌身離さないなど、盗難や紛失の対策をしていますか?
パソコンや業務携帯などの紛失防止教育を徹底していますか。
重要情報やPC,USB等が入ったカバンを持ち歩く必要がある場合は、肌身離さず持ち歩ることを身につくまで、徹底教育していますか?

■ 推奨対策

対策:

携帯電話の紛失は本人の不注意であるが、携帯電話の紛失は1日あたり700件近く発生している、という報告もあり、事業者が従業者に対し、落としたり無くしたりしない物理的な対策を行ったのかが問われている。紛失した従業者を叱責るのではなく、物理的な対策を講じることが事業者としての責務である。

具体例:

紛失予防策として以下の対策がある。
原始的ではあるが、携帯ストラップを使用して首にかけておく。
携帯と本人が一定距離離れるとアラームがなるセキュリティツールを導入する。
また、万一に備えて下記の対策を講じておく。
・画面ロックを設定する
・遠隔操作できるように設定しておく
・データのバックアップを取る

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