業種 | 埼玉県警 |
発生時期 | 2019/04/24 |
漏えい人数 | 1人 |
事故概要 | 埼玉県警は、自身が検視などを担当した同県川越市の女性の遺族の個人情報を知人男性に漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで、川越署刑事課の巡査糸井祥太容疑者(25)=同市=を再逮捕した。 |
引用元 | 産経新聞 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
チェックリストコード:
21-21 (第21条)従業者の監督 意識付け教育
情報管理の大切さなどを定期的に説明するなどのように、従業員に意識付けを行っていますか?
個人情報は取得時にあらかじめ同意を得た利用目的の範囲で使用することを守っていますか。
業務上知り得た個人情報を、私的に利用したり他人と共有しないように教育していますか?
警察官であっても、個人情報漏えい防止の意識が低い人は当然ながらいるわけで、警察官が関わる漏えい事故や事件は全国に及んでいる。特に警察業務上、知り得た個人情報に金銭的な価値がある場合、漏えいさせることの見返りは大きくなるため、自覚を促す教育徹底が必要である。
特に警察官や公務員など、業務上知り得る個人情報に価値がある場合、それを取り扱うべき人選に考慮が必要である。そこまでは一般論でありご理解も頂けると思うが、問題は不適切だと思う人物の洗い出しと、該当した人物の排除への対処方法である。ひとつは社内テストの自己採点で不適切が分かる仕掛けを用意しておくこと、あるいは採点結果により業務変更がありうる、という通知を行い、何度も何度もテストをしていくことも、悪意の封じ込めには効果がある。
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