事故から学ぶ

警察受理の免許更新書類10人分紛失 個人情報に顔写真も

事故概要

業種 京都府警
発生時期 2019/04/26
漏えい人数 10人
事故概要

京都府警運転免許試験課は、北署で70代の男女10人から受理した運転免許更新申請書類を紛失した、と発表した。申請者の個人情報が記載され、顔写真も添付されていた。現在も見つかっておらず、府警は申請者10人に謝罪した。書類の悪用は確認されていないという。
紛失した書類は免許証更新のための登録票や高齢者講習終了証明書など。申請者の氏名や住所、本籍地、生年月日、電話番号などが記載されていた。
書類は、免許事務を受託する府交通安全協会の職員が1日と2日、北署の窓口で受理した。北署から運転免許試験場(伏見区)に運び、仕分け作業をした後、京都駅前運転免許更新センター(下京区)に届ける予定だった。どの時点で紛失したか不明という。
運転免許試験課の梅津康彦次席は「文書管理を徹底し、再発防止に努めたい」としている。

引用元 京都新聞

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストコード:
20-11 (第20条)安全管理措置 作業ルールの徹底(保管管理と情報漏えい防止、盗難防止)

チェックリストにある要求ルール:

重要情報を机の上に放置せず、書庫に保管し施錠するなど、重要情報の紛失や漏えいを防止していますか?
パソコン自体に盗難防止装置をつける、不在時は部屋を施錠したり、ノートパソコン鍵のかかるロッカーに収納する、などの盗難防止策を講じていますか?
退社時には、重要書類やノートパソコンは、鍵のかかる引き出しや保管庫に収納するなど、盗難防止対策をしていますか?
重要情報を保管庫から出し入れする際は、管理記録を個人名付きで記録していますか?
保管庫の施錠は2名以上で確認をしていますか?
郵便ポストからの郵便物抜き取り防止策を講じていますか?

■ 推奨対策

対策:

場所、部署の移動、担当者の引継ぎ、収納庫からの出し入れなど、その都度、2名以上による点検確認を行うべきであった。

具体例:

どこが2重確認する場所であるか、業務フローを書き点検ポイントを設定し、実際の動作を行うことで、リスクがどこにあるかが改めて確認できるようになる。都度の2重確認は極めて面倒であるが、リスクとのバランスを取りながら定着化させて行くことも必要である。2重確認ルールを導入すると、いま作業を行っている人たちからは「面倒」「業務遅延になる」などの意見が必ず出るが、作業者の自己防衛手段になることを理解してもらうのも教育である。

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