業種 | 警視庁 |
発生時期 | 2016/6 |
漏えい人数 | 1人 |
事故概要 | 捜査用データベースで照会した個人情報を暴力団関係者に漏らしたとして、東京地検が警視庁麻布署警務課の男性巡査部長(48)を地方公務員法(守秘義務)違反罪で略式起訴した。巡査部長は同日付で辞職した。 |
引用元 | 日本経済新聞社 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
21-20 (第21条)従業者の監督 意識付け教育
採用の際に守秘義務や罰則規定があることを知らせるなど、従業員に秘密を守らせていますか?
職場や書類などを携帯で写真撮影、動画撮影することを禁止していますか?
社内にある個人情報を、直接業務に関係ない社員が閲覧できないようにしていますか?また閲覧を禁止する教育をしていますか?
重要な個人情報であっても、取り扱いが日常化すると、その守秘義務への注意力は薄れていく。緊張感を持たせるための教育を繰り返し行う必要が求められる。
個人情報漏えい防止教育は、日常業務のチェック機能(監査)と合わせて実施することが求められる。実際の行動に結びつかないと教育の意味がない。
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