事故から学ぶ

誤送信で専門家派遣事業利用者8046人分のメアド流出 – 経産省

事故概要

業種 経済産業省
発生時期 2019/02/04
漏えい人数 8,046人
事故概要

経済産業省は、中小企業の経営に関する各分野の専門家を派遣する「ミラサポ専門家派遣事業」の再委託先において、メールの送信ミスがあり、利用者のメールアドレスが流出したことを公表した。
同省によれば、同事業を委託しているパソナの再委託先である電通において、専門家派遣事業に関するウェブアンケート調査の案内メールを2月4日に送信したが、送信ミスが発生したという。
メールの送信にあたり、誤って送信先を宛先に設定。調査対象である専門家派遣事業の利用者8046人分のメールアドレスが受信者間で閲覧できる状態となった。
同省では委託先および再委託先に対して厳重注意を行うとともに、関係者に対して謝罪し、誤送信したメールの削除を依頼するよう指示したとしている。

引用元 経済産業省

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストコード:
20-8 (第20条)安全管理措置 パソコン利用教育(メール誤送信防止)

チェックリストにある要求ルール:

電子メールを送る前に目視にて送信アドレスを確認する、自分以外の人に確認をしてもらう。複数の相手先への送信時はTOではなくBCCを使用していますか?

■ 推奨対策

対策:

作業手順書、マニュアル、管理体制、監査体制の強化が必要である。
メール作成送信手順書の徹底と、送信前のダブルチェックを徹底させること(2名以上の相手先に対し、Toでメールを送ると個人情報漏えいに結びつくことをしつこく徹底的に教え込むこと)。
導入済みのメール誤送信抑止システム(送信先が本市以外である送信メールについて、その配信を一時保留し、Web画面操作により内容を再度確認し、その上で保留を解除する作業を行うことによりメールが改めて送信できる仕組み)で、何を確認するのか、どういう条件なら送信して良いのかを口頭試験も含めて徹底教育すること。

具体例:

個人情報の適正な取扱い及び電子メールの適切な利用に対する徹底教育を行うこと。まずは2名以上の相手先に対し、Toでメールを送ると個人情報漏えいに結びつくことをしつこく徹底的に教え込むことである。
さらにメール送信時等における個人情報の取扱い(本文に個人情報を書かない、個人情報が入ったファイルを添付するときは暗号化する等)に関する研修を行い、ダブルチェックによる送信先の確認をする運用体制を作ること。
ダブルチェックで見逃した場合は、ダブルチェックをした者も同罪になることを強く認識させること。
導入済みのメール誤送信抑止システムにおける再確認する意味を強く認識させること。

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