事故から学ぶ

医療法人社団志仁会薬丸病院 患者の個人情報紛失か?

事故概要

業種 病院
発生時期 2018/12/27
漏えい人数 未発表
事故概要

1 所在不明の文書と個人情報の内容
妊婦健診を受けられた患者の医療機関委託妊婦健康診断 受診票(以下、受診票と記します)の入った封筒(レターパック)を紛失。受診票記載事項は以下の通り(氏名、生年月日、住所、電話番号、受診年月日、予定日、経産婦か初産婦かの別、健診時週数等)
レターパックは木更津駅前ポストに確実に投函した事実まで確認できたが、投函後の行方が不明で発見にいたっていない。

引用元 医療法人社団志仁会薬丸病院

■ 事故原因

事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。

チェックリストコード:
20-18 (第20条)安全管理措置(第21条)従業者の監督作業ルールの徹底(誤送信防止)

チェックリストにある要求ルール:

ホームページに情報を掲載する際、個人情報、社外秘情報が含まれていないことを、複数回チェックしていますか。掲載後にも直ちにこれらの情報が掲載されていないかチェックしていますか。
FAX送信時には電話番号を確認するなどのように、宛先の送信ミスを防ぐ仕組みを徹底していますか?
個人情報を郵送する場合、書留などの追跡可能な郵便を利用していますか。
他人に依頼せず、直接郵便窓口に持参するなど郵便局への引き渡しを確実なものにしていますか?
個人情報を含む書類を個人情報の所有者(本人)に渡す際、本人確認とさらに本人が要求、あるいは本人に渡すべき書類であることを確認していますか?
電子メールに不要な添付ファイル、あるいは誤ったファイルが添付されていないか確認してから送信していますか?

■ 推奨対策

対策:

病院が現在も行っているリカバリーは、①調査、捜索を続け(特に郵便局には強く要請)、顧問弁護士とも協議の上、対応していく②改めて職員一同個人情報の管理を徹底し、個人情報の記載された文書の送付に関しましては郵便局員に直接手渡しする等再発防止に努める、と発表されている。郵便物の紛失事故では「郵便ポストに投函した」という主張だけでは裏付けがないため、後々トラブルを引きづることになる。

具体例:

レターパックで知られている郵便事故は「ポストに入れたつもりだがレターパックで下に落ちずにひっかかり次の利用者が抜き取った」という事例である。そもそも郵便物の品質事故はひとつの集配局で少なく見ても月に二けたは発生している、と言われている。そのためにレターパックを使用したのであれば、面倒でも郵便局に直接持参して窓口渡しにせざるを得ない。面倒であるが郵便事故を鑑みると、手を抜かないことが自己防衛になる。

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