業種 | 政府機関 環境省 |
発生時期 | 2018/12/16 |
漏えい人数 | 未発表 |
事故概要 | COP24会場内日本政府作業部屋に保管していたセキュアUSBメモリ(利用パスワードが記載されたカード等を含む)及びモバイルパソコン(利用パスワードが記載された書類等を含む)がなくなっており、関係職員に聞き取りを行ったところ、これらの機器を持ち帰っていないことがわかりました。USBメモリのケースだけが残されていたなど現場の状況から、盗難に遭ったと推測されます。 12/17(月)から管理システムより、当該USBメモリの利用停止措置及び当該モバイルパソコンからの環境省ネットワークへの接続制限措置を実施 |
引用元 | 環境省 |
事故の原因はチェックリストの下記項目が該当すると推察します。
チェックリストコード:
20-11 (第20条)安全管理措置 作業ルールの徹底(盗難防止)
重要情報を机の上に放置せず書庫に保管し施錠するなど、重要情報の紛失や漏えいを防止していますか?
パソコン自体に盗難防止装置をつける、不在時は部屋を施錠する、ノートパソコンなどは鍵のかかるロッカーに収納する、などの盗難防止策を講じていますか?
作業部屋に保管していたセキュアUSBメモリ(利用パスワードが記載されたカード等を含む)及びモバイルパソコン(利用パスワードが記載された書類等を含む)がなくなった、ということから盗難防止策が甘かったと思慮される。
現場は、他国のホテルか会場内にある作業部屋であることを考慮しても、そもそもモバイルパソコンやUSBを放置して離籍するのには問題がある。仮に日常的に使用している国内のオフィス環境であっても、USBの放置は論外であり、離籍時には正規の保管場所に戻すべきである。重要情報が入っているモバイルパソコン自体を置いて離籍する場合は、無人にして机上に置いたままにしてはならない。必ず鍵のかかるロッカーに収納など盗難防止措置をすべきである。
ご入会のお手続きはこちら
会費のお支払い方法は、クレジットカード払いと口座振替の2種類お選びいただけます。 (会費のお支払方法により、入会手続きが異なります。) 詳しくは、「ご入会の流れについて」をご確認ください。